犬や猫などペットが亡った時は、どこで火葬をすればいいのでしょうか。
はじめてのケースでは、悩んでしまうものです。
どこに依頼するのか?
民間業者に依頼をする
もっとも一般的な方法は、ペット霊園の施設を持っていて、独自の火葬施設を持っている業者です。
民間業者なので、小動物から大型犬まで対応していて、施設には納骨堂があったり、個別墓地や合同墓地まで持っているところもあります。
多くはペットの引き取り、葬儀から供養までを一貫して行うサービスを扱っています。
民間業者によって、プランが異なるし費用も違うため、どのような見送り方をするのか、決めておくことが大切です。
自治体を利用する
ペットの火葬を自治体にお願いする場合は、細かくは自治体ごとでことなります。
骨になっても返却されず、合同で焼却されて終わりることが前提になります。
「お見送り」という意味ではありません。
ペットの「お見送り」を目的としている方には向かない方法です。
訪問火葬車
最近は、訪問火葬という方法も多くなってきています。
ペットの火葬炉を積んだ車が、自宅まできてくれて火葬をするサービスです。
業者が対応するエリアであれば、場所を変えて対応してくれます。
家庭の事情はさまざまなので、霊園で行うほどでもなく、自治体の簡素なサービスよりも心のこもった見送りができることが特徴です。
また霊園の時間に行く必要もなく、自宅で行えることから普及しています。
火葬車でも、お線香をあげたりお骨上げができます。
いつまでにすべきか?
ペットの埋葬や火葬については、明確な基準もなければ期限もありません。
手元に骨を残して供養するということも可能です。
ただ火葬に関しては、腐敗が進む前に行う必要があります。
市販の保冷剤を用いると夏場では2日程度、冬場で4日程度が目安です。
ドライアイスを使うと、日数はもう少し伸ばせますが、費用、手間を考えると早めに火葬するほうがよいです。
涼しい部屋へ移動させる
涼しい部屋にシートを引いておく。
弱りはじめたころから移動させておいてもよいです。
寝るような姿勢で置いてあげます。
冷やす
保管の際は、冷やすことが大切です。
保冷剤を使うと便利ですが、ない場合は氷を袋に入れて冷やします。
体液が出る場合はぬぐい、ティッシュを詰めるなどする。
タオルをかける
人によっては見れないために、バスタオルなどをかけます。
落ち着いたらお供えをするといいです。
葬儀業者へ連絡する
ペットの葬儀業者や自治体に連絡をします。
このような内容なので、業者はすぐに対応ができるようになっています。